1.何を学習させるか

AI物語の操作自体はそれほど難しくはありません。一通りの操作ができるようになったら、さて何を学習させるかです。私にとって画像認識といえば10数年前の頭の上のぴょんと出てくる年代表示でした(それにAIによる画像認識が用いられていたのかどうかもわかりませんが)。そこで、年代を学習させようと考えたのですが、実際に30代、40代、50代と細かく区切って認識するのは人間でも難しいかな、年代認識はもう少し自分がスキルアップしてからやることにしました。結局今回は顔に関連して、表情から喜怒哀楽の状態を認識させてみることにしました。

何を学習させるかもある程度まで枠組みを事前に考えて決めると学習の進捗を見、場合によっては途中で学習方針を変更するなどの判断が早くできます。

喜怒哀楽の表出は個人により怒りを面に出さない人もいれば、顔をみただけで喜怒哀楽がはっきりとわかる人もいて千差万別です。今回はできるだけシンプルに「上機嫌(笑顔=快」「不機嫌(怒り=不快)」を学習させることにしました。

 笑顔と怒り顔で学習させる理由をもう少し詳しく説明します。

 今回は快と不快の2つの感情の表出として笑顔と怒り顔を学習させることにしました。これらは下図にあるように、比較的強い感情の表出と考えられます。弱い感情の場合は人により表出の仕方・程度が異なり、判定が難しくなるため今回は除外しました。

 

 

 上の図から笑顔と怒り顔は感情的には対極的なものですが、怒り顔の場合、怒りが強いと歯をむき出して怒る人もおり、その場合歯を見せて口を大きくあけて笑っている笑顔と似ている部分もあるのではと思われます。人間はそれをその他の顔の表情や声の調子、言動などから判断しますが、AIの場合はどうなるのでしょうか。なかなか難しそうです。

 

 

 

 

 

 

 実際にやってみましょう。

 


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