3.まとめ

 人が相手の感情を見極める際には表情のちょっとした変化を見、さらに顔(視覚)だけでなく、声の調子や大きさ(聴覚)、身振り手振り(視覚)、その人が醸し出す雰囲気(皮膚感覚)など五感あるいはそれ以上の感覚を動員して判断しています。今回のAI物語の場合は画像だけがその手掛かりです。

今回AIは笑顔(ほほ笑みではなく、明らかに笑っている)や強い怒り顔を学習できましたが、頬を膨らまし、鼻の穴を広げ、目を見開くという怒りの表情の学習がうまくできませんでした。これは、使用したAI物語の解像度の限界、使用しているPCの能力の限界によるものと思います。PCの能力がより高くなり、解像度もアップできるようになれば、さらに細かな表情の学習ができます。

今回は笑顔と怒り顔での学習を例にあげましたが、引き続き表情の学習をさせ、より精度の高い認証ができるように学習を続けていくつもりです。

日常生活の中では笑顔はよく見られますが、不快を表す表情は社会的に好ましくないと人前では自制し、表情には出さないようにすることがマナーであったりします。このちょっとした不快感、一瞬の感情の動きなどを表情を通じてとらえられるような画像認識ができるようになるとさらに面白いものになると思います。

同時にこれらがどのような形で実際の生活に役立つのかを考えることも大事なことです。また実用性だけでなく、このように使えば面白い、楽しい、皆で楽しめるなども考えていけたらいいかなとも思っています。

皆様も是非考えてみてください。


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