8.脳科学

 人間や動物の脳の仕組み、脳細胞それぞれの機能やどのようにして成長するのかを解明しようとする学問

 

8.1.脳科学とは

脳科学(のうかがく、英: brain science)とは、ヒトを含む動物の脳と、それが生み出す機能について研究する学問分野です。対象とする脳機能としては視覚認知、聴覚認知など感覚入力の処理に関するもの、記憶、学習、予測、思考、言語、問題解決など高次認知機能と呼ばれるもの、情動に関するものなどがあります。

 

8.2.脳科学の

サルに報酬課題をさせているときのドーパミン神経細胞の発火を細胞外電極で測定する(=計算論的神経科学+電気生理学)実験が行われました。

電気生理学的には、動物においてパッチクランプ法、ヒト・動物において細胞内電極、皮質電極、脳波、脳磁図、経頭蓋磁気刺激(TMS)などを用いて神経細胞の興奮に関係する電気活動を、ミクロ・マクロのレベルで調べています。

神経解剖学的には、神経細胞の内部構造、神経細胞間のつながり、細胞構造の動的変化などを光学顕微鏡、電子顕微鏡、凍結割断法、免疫染色その他を用いて調べています。

 

分子生物学的には、遺伝子レベル、蛋白レベルで神経細胞の特性などを調べています。

 

8.2.1.心理学・精神物理学研究

被験者となるヒトに様々な課題を行わせ行動を観察することで脳機能を類推しています(例:視覚の干渉刺激実験)。理論的神経科学では、神経の機能をコンピュータで再現したり、認知・学習などの理論的なモデルを作成しています。

 

8.3.感性・心理

人間の物事の感じ方がどのように成り立つのかを科学的手法により解明する学問

 

感性とは、美や善などの評価判断に関する印象の内包的な意味を知覚する能力といえます。これは非言語的、無意識的、直感的なものであり、例えば何らかの音楽に違和感を覚えるように人間に作用することもあります。感性についての研究は古くは美学や認識論、また認知心理学や芸術学などで行われてきたものです。

 

心理学(しんりがく、英: psychology)とは、心と行動の学問であり、科学的な手法によって研究されています。そのアプローチとしては、行動主義のように行動や認知を客観的に観察しようとするものと、一方で、主観的な内面的な経験を理論的な基礎におくものとがあり、研究法を質的研究と量的研究とに大別した場合、後者を主に学ぶ大学では、理数系として心理学を位置付けている例があります。


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