第7章 サービスデザインにおけるAIの利活用とマネジメント
1 . はじめに
本章では、AIによる情報サービスのインテリジェント化、感性対応を含む情報処理機能とそれを実際のサービス業務に組み込む場合の諸問題を洗い出します。技術面の直接的な問題解決だけでなく、AIを様々なサービスに組み込んでいく場合の様々な心理的な、心理的な壁や障害を乗り越える方法を発見してく、自己発見的かつ自己組織化的なサービス開発過程(フレームワーク)を提案します。AI利活用に関しては「何をどうすればいいのか分らない」というトップやミドルマネジメントのもやもやした気持ちを解消するための方法論と具体的手順を事例に基づいて学んで行きます。サービスやソフトウエア開発の最大の問題は仕様決定=合意形成に時間が掛かりすぎるという点です。つまり戦略も戦術もやる内容=仕様が決まらなければその先何も進みません。AI利活用はマネジメントレベルから熟考が必要です。
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